マクロの組み合わせ④
前のページではエクセルの重要な概念「抽出」について学びました。
抽出につかうオートフィルタが理解できたところで、今回、マクロの組み合わせに使う以下の3つのマクロを作っていくことにしましょう。
・東京本社の売上げを集計し印刷するマクロ ・・・ マクロA |
・大阪支社の売上げを集計し印刷するマクロ ・・・ マクロB |
・名古屋支社の売上げを集計し印刷するマクロ・・・ マクロC |
まずは、東京本社の売上を集計し、印刷するマクロ・・・マクロAを作成します。
マクロAの作成
①【支社・個人別】売上集計表のデータを開きます。
※画像クリックで省略してある部分まで拡大します。
マクロの記録を開始します。
※マクロ名は「マクロA」と名付けます。
「東京本社」のデータだけを抽出します。
東京本社のデータ範囲を指定し
グラフを作ります。
グラフの各種設定をして
東京本社の売上グラフが完成しました。
次に、東京本社の売上グラフを印刷します。
正常に印刷されるのが確認できたところで、「マクロの記録」を終了します。
以上で、東京本社の売上データを印刷する「マクロA」の完成です。
同様に「マクロB」と「マクロC」を作成する
同様の手順で、大阪支社のデータ・・・「マクロB」と名古屋支社のデータ・・・「マクロC」を製作します。
データ抽出の時に指定する条件が変わるだけで、あとは全て東京本社の場合と同じプロセスで出来るので、手順については上の例を参考にして下さい。
これで、マクロの組み合わせに必要な以下の3つが完成しました。
・東京本社の売上げを集計し印刷するマクロ ・・・ マクロA |
・大阪支社の売上げを集計し印刷するマクロ ・・・ マクロB |
・名古屋支社の売上げを集計し印刷するマクロ・・・ マクロC |
次ページでは、いよいよ、それぞれのマクロを組み合わせてみることにします。