Exitステートメント

Exitステートメントについて

 

Do ～ LoopやFor ～ Nextなどの途中で一定の条件に到達した場合にその処理を抜けるステートメントをExitステートメントといいます。

1つ目の処理を抜け次の処理に移行することもできます。

 

Exitステートメントの種類

Exitステートメントの基本は以下の5つです。

 

Exit Do

Exit For

Exit Sub

Exit Property

Exit Function

 

今回はFor ～ Nextステートメントを例にして処理を途中で抜ける方法を紹介します。

Exitステートメントの使い方

 

本来ならワークシートのA列の上から順番に1ずつ数値が記入されていきますが、Exitステートメントを使い値が10に到達した場合に処理を抜けるよう設定したので、10までしか入力されませんでした。

 

このように途中で現在の処理を中断し、別の処理へ移るときなどに使用するのがExitステートメントになります。

 

しかし、Do ～ Loopとよく似た機能を持つWhile Wendステートメントの処理はExitステートメントを使ってもループを抜けることができないので注意が必要です。

 

 

このようにＡの1から10まで順番に数値が入力されます。