サンプル画像
Excelマクロ塾メニュー

エクセルマクロ・VBAは慣れが肝心
最初は難しく感じるExcelのマクロとVBAですが、仕組みが理解できると徐々に使いこなせるようになってきます!
自分のペースで着実に勉強しましょう!

エクセルマクロ塾
エクセルマクロ塾

VBAの構文を学ぶ

これまで、マクロとVBAの関係や、VBAのコードを記述・編集するために使うエクセルのツールVBEについて学んできました。

 

ここからは、いよいよVBAのプログラムコードの書き方、構文について学んでいきたいと思います。

 

 

区切り方

VBAのプログラムコードの基本として、まず最初に【コードごとの区切り】について学びましょう。

 

コードの区切りには「.(コンマ)」で区切る場合と、「半角スペース」で区切る場合の2通りの区切り方があります。少し見にくいですが、具体例を見ていきましょう。

 

【コンマでソースコードの間を区切る場合】

Range("A1").Font.ColorIndex = 3

 

【半角スペースでソースコードの間を区切る場合】

For I = 0 To 10 Step 2

 

「.(コンマ)」で区切るか「半角スペース」で区切るかはプログラムコード(構文)ごとに異なってきます。

 

ざっくりと解説しておくと、シートやセルを操作したり、書式設定を変更する命令の場合「.(コンマ)」、同じ処理の繰り返しや、条件によってプログラムを制御する場合「半角スペース」で区切ります。ただ、全てを一気に覚えようとしなくても、VBAによるプログラミングを繰り返すうちに自然に身についていくので、その都度、覚えていけば良いでしょう。

操作命令の記述順序

 

上の例では、ソースコードごとの区切りについて説明しましたが、操作命令の順序にもしっかりとした決まりがあります。

 

VBAでは【対象】→【命令】という順序でプログラムコードを書くと決まっています。

 

Range("A1").Select

 

例えば、上記のコードでは、Range("A1")の部分が【対象】となり、Selectの部分が【命令】ということになります。

 

もう少し、細かなコードになると【対象】の部分が2つになり、

 

Selection.Font.ColorIndex = 3

 

というようなソースコードになります。

 

このコードでは、Selection という部分と Font という部分が【対象】となり、ColorIndex という部分が【命令】を表しています。

 

ここで注目したいところは、どちらのソースコードでも、 【対象】→【命令】という順序でプログラムコードを書かれいる点です。

 

この順番はどのプログラムコードであっても守らなくてはなりません。VBAの基本としてしっかりと覚えておきましょう。

 

VBA