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エクセルマクロ・VBAは慣れが肝心
最初は難しく感じるExcelのマクロとVBAですが、仕組みが理解できると徐々に使いこなせるようになってきます!
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CurrentRegion

CurrentRegionプロパティでは空白のセルで囲まれた範囲を読み取り、参照するプロパティです。

 

表で管理していたデータに追加分が発生した際に、範囲指定していた場所を解除しなくてもそのまま追加分を指定することができます。

 

エクセルに表を作成して、CurrentRegionで範囲指定を行ってみましょう。

 

VBA Current Region

 

表を作成します。

シートに表を作成後、VBEを起動してCurrentRegionプロパティを書き込み表を範囲選択します。

 

VBEを起動しましょう。

[ ツール ] ⇒ [ マクロ ] ⇒ [ Visual Basic Editor ]をクリックします。

 

VBA CurrentRegion

 

VBEのコードウィンドウにコードを作成します。

コードを書き込むときは表を作ったSheetにあわせてVBEにコードを書き込みましょう。

 

例:Sheet1に表を作成 ⇒ VBEでSheet1をダブルクリックしてコードを作成

 

コードを書き終わったらF5キーを押して実行してみましょう。

 

VBA CurrentRegionプロパティ

 

シートに作成した表が範囲選択されました。

 

これはCurrentRegionプロパティが空白のセルを行と列からそれぞれ読み取り、値の入力されていないセルで囲まれた範囲を選択しています。

 

つまり、上の画像では縦横の空白のセル(赤枠で囲まれている範囲)から値の入力されているセルを読み取り、セルを範囲指定します。

A3からD6セルが選択されていますね。このような空白列で囲まれて選択されている範囲のことを「アクティブセル領域」といいます。

 

ではこの表に追加のデータを加えてみましょう。

 

VBA CurrentRegion

 

4月分のデータを追加しました。

初めの表では空白セルだった場所に値が入力されました。この場合アクティブセル領域はどのように変化するのでしょうか。

再びコードを実行してみましょう。

 

VBA CurrentRegion

 

データを追加して空白セルの領域が狭まってしまいましたが、CurrentRegionが再び空白セルの範囲を読み取りアクティブセル領域が新しく選択されました。

VBA