引数
引数とは関数などを使って計算を行うとき、関数などを使って計算を行うとき、関数名のあとに指定するものです。
これは、関数を使ってセルの値を合計したりなどの計算を行おうと思っても、何を計算すればいいのかが関数だけではわかりません。この"何を"の部分を指定してあげるのが引数の役割です。
また関数の動作について細かな設定を行う役割もしています。
引数について簡単な例を使って説明します。
A1とA2セルの数値を合計したいとします。
この場合エクセルでの処理は「SUM(A1,A2)」となります。
引数とはこの「(A1,A2)」などの関数の後ろに付く( )内のものをいいます。
今回は(A1,A2)ですが、( )内に何を指定するかはそのときに使う関数によって変わってきます。
関数と引数
関数と引数の役割
関数
命令文・命令の塊 今回はMsgBoxなので「メッセージボックスを表示する」という命令文です。
引数
関数の出す命令の内容 動作内容を指定しているので、この部分を変更することにより処理内容を変更できます
引数が2つ以上ある場合は、カンマ「 , 」を使って引数を分けます。
引数の種類
引数を指定する( )内に指定できるデータは関数によってそれぞれ決まっています。
引数の種類を一覧にして紹介します。
引数の種類 | 引数の内容 |
---|---|
文字列 | あいうえお アイウエオ など文字の列 |
数値 | 0123 0.12 2010/7/28 など | 配列 | (1,2,3,) (A,B,C) などデータの集まり |
セル | (A1:B1)など |
論理値 | TRUE,FALSE の2種類(真・偽) |
エラー値 | #VALUE!など |