組み込み定数
組み込み定数とは、VBAの中に初めから用意されている定数が存在します。これらを「組み込み定数」と呼びます。
組み込み定数は「vbYesNo」や「vbOK」など頭の文字が「vb」から始まるものと、「xlLeft」などxlから始まるものの2種類があります。
この違いは、ExcelのVBA内で用意されているものは「xl」から始まり、Visual Basicで用意されているものは「vb」から始まります。このようにそれぞれ用意されている場所が異なります。
組み込み定数のサンプルプログラムを起動してみましょう。
エクセルを開き、VBEを起動させます。
VBEはエクセルのメニューバーから[ ツール ]をクリックし、[ マクロ ]を選択します。
その中にある[ Visual Basic Editor ]がVBEです。
コードを記入する場所を選択します。
今回はシート1で表示させるため、[ Sheet1 ]に記入します。
注意メッセージを表示させるための組み込み定数を使い、コードを作成します。
赤枠で囲まれた内容が今回使用される組み込み定数になります。
上のようなコードができたら完成です。
VBEのメニューから「実行」 ⇒ 「Sub/ユーザーフォームの実行」を選択するか、コードを書き込んだ場所で「F5」キーを押します。
プロシージャが実行され注意メッセージが表示されました。