シリアル値
シリアル値とはエクセルやVBAの中で日付や時刻を表示するために使用されている数値です。
例を挙げると、日付⇒(2000/01/01) を数字⇒(36526)に直すということです。
しかしこれだけでは数字の表す意味がさっぱりわかりませんよね。
ではこの数字は一体どのように求められているのでしょうか。
シリアル値では1900年1月1日を「1」としています。よって1900年1月2日は「2」と続いていきます。
つまり、日付から求めたシリアル値とは1900年1月1日からどれだけ日数が経過したのか、1900年1月1日を基準として何番目なのか。を表しています。
本来シリアル値とはこのように連続した数値のみを並べて表示するものなのですが、関数などにより日付や時刻に直されて表示されます。
まず初めにエクセルで日付や時刻を表示させる方法について説明します。
エクセルで日付を表示させるには「TODAY関数」を使います。
上の画像のようにセルへ関数「=TODAY()」を入力し、エンターを押します。
年・月・日が表示されました。
次NOW関数でこの日付と時刻からシリアル値を求めます。
シリアル値を表示するB列に値を移します。セルの上で右クリックをしてコピーします。
コピーができたら、B列に貼り付けます。
ここも先程と同様に目的のセル(B5)で右クリックをします。
「コピー」の下に「貼り付け」があるのでそれを行います。
TODAY関数によりB列にも今日の日付が表示されました。
このB列の日付をシリアル値に直します。
セルの書式設定をクリックします。
表示形式から分類を「標準」に変更します。
OKをクリックし設定変更完了です。
表示がシリアル値に変更されました。