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エクセルマクロ・VBAは慣れが肝心
最初は難しく感じるExcelのマクロとVBAですが、仕組みが理解できると徐々に使いこなせるようになってきます!
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字下げ(インデント)

字下げとはインデントと同じ意味です。

 

VBEにコードを入力していく中で、次のコードに移動したときやコードの内容に変化ができたときなどに字下げを行う。

 

なぜ字下げを設定するかというと、プログラムを組み立てる過程で「何がどこにあるのか」など目印をつけるためです。的確に字下げを入れていくことで全体が見やすくなり、プログラムのミスを減らすことにもつながります。

 

字下げの行い方をコードを書きながら説明します。

 

VBA 字下げ

 

エクセルのシートに値(文字や数字など)を入力したものを用意します。

 

今回例に使うマクロは文字の色を変更するマクロです。

 

セルに入力する文字の内容はどんなものでも構いませんが、記入する場所を「Sheet1のA1セル」であるということだけは同じにしてください。

 

VBEを開きます。

エクセルのメニューから[ ツール ] ⇒ [ マクロ ] ⇒ [ Visual Basic Editor ]をクリックします。

 

VBA 字下げ

 

右側の枠にコードを作成します。

 

VBA 字下げ

 

Subプロシージャを作成します。

最初に作ったSubプロシージャは左寄せで記入します。

次にどのセルの文字を指定するのかを書き込みます。

 

VBA 字下げ

 

字下げ(インデント)を挿入します。

「Sub test( ) 」と入力したあとにエンターか↓キーを押すとカーソルが下の段落に移動します。

カーソルのある位置でTabキーを押すと字下げが行われます。

 

VBA 字下げ

 

字下げを行い、次のコードを作成しました。

で空いた部分が字下げ部分です。

 

VBA 字下げ

 

追加で字下げを行うときは、Tabキーを2回押すだけでOKです。

Tabを押した回数だけ同じスペースの空白を入力します。

 

VBA 字下げ

 

字下げを行うことにより、どのコードがどの範囲でどのようなことを行っているのかがわかりやすくなったのではないでしょうか。

 

字下げを行うのはコードを書く人間・見る人間が見やすく理解しやすいようにするためです。

プログラムでは字下げのあるなしに関係なく同じように機能するので、必ず字下げをしてプログラムを書かなければならないということはありません。

(上の画像にあるコードをそれぞれ実行すると二つとも同じ結果になります。)

 

 

インデントについてはVBAの応用カテゴリでも紹介しています。

インデントについて詳しくはこちらVBA

VBA