代入
代入とは変数などに値を入れる行動のことを言います。
VBAで「変数に○○を代入します。」などは見る機会も多いと思います。
代入を表す式には書き方の規則があります。
しかし複雑な規則ではないので、どのように代入が行われているのかを画像で確認しながら代入について理解していきましょう。
代入を表す式
エクセルを開きます。
シートが表示されるので、[ ツール ] ⇒ [ マクロ ] ⇒ [ Visual Basic Editor ]をクリックします。
VBEが起動したら、右側の白い枠(コードウィンドウ)に代入文を記入します。
上画像の代入文は「A1セルに1という値を代入する」といった内容になります。
コードの内容を細かく分けて説明します。
①始めに左側の文についてです。
Range("A1")とは、「A1セル」という意味になります。
②それでは次です
間に=(イコール)が入っています。
これこそが代入文の中で最も重要な「代入する」という意味をもつ記号になっているのです。
③そして最後に右側です
1とあります。これは代入される値です。代入される値は右側に書かれます。
まとめると以下のようになります。
代入を行う式の構成はこのようにして作られています。
今回はセルを例にして説明しましたが、VBAには代入されるものがたくさんあります。
変数などがこれにあたります。よって変数は左側に書かれます。
代入する値も、決まった数値や文字だけでなく代入するときに計算される場合もあります。
例
計算結果 = 1 + 2
この代入文では右側の代入する値は「1+2」と計算結果ではなく計算式が書かれていますが、左側の計算結果の中には「1+2」ではなくその答えとなる「3」が代入されます。