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ユーザー定義関数

ユーザー定義関数とはエクセルには通常入っていない関数で、自分がよく行う処理や計算などを関数として登録することです。

ユーザー定義関数を「自作関数」と呼ぶこともあります。これは主に他のプログラミング言語で使われているものです。ユーザー定義関数も自作関数も内容は同じです。

 

エクセルVBAではユーザー定義関数と呼ばれることが多いです。(自作関数と書かれている場合もあります。)

 

今回は「消費税」を求める関数を作成します。

 

VBA ユーザー定義関数

 

上のような簡単な例をシートに作成します。

ユーザー定義関数の全体の流れは、VBEで消費税の計算を行う関数を作成します。次に作成した関数をC列の「消費税」の場所で呼び出し、消費税を求めます。

 

それでは関数を作っていきましょう。

エクセルの[ ツール ] ⇒ [ マクロ ] ⇒ [ Visual Basic Editor ]をクリックします。

 

VBA ユーザー定義関数

 

ユーザー定義関数(自分で作る関数)は標準モジュールに作成します。

標準モジュールがない場合は、メニューから標準モジュールを追加してください。

 

VBA ユーザー定義関数

 

ユーザー定義関数は「ファンクションプロシージャ」を使って作成します。

ファンクションプロシージャとは、上の画像のように「Function」で始まり「End Function」で終わる命令文のことをいいます。

( )内は引数を表します。

 

ファンクションプロシージャの命令文が完成したら、次に「消費税」の計算式を記入します。

 

VBA ユーザー定義関数

 

計算式を記入してようやく完成です。

で囲んだ「Int」は「切り捨て関数」といいます。これは消費税の計算をするときに0.1-0.9の数値を切り捨てて計算します。

 

上の画像のようにユーザー定義関数を作ることができたら、エクセルのシートに戻り実行してみましょう。

 

VBA ユーザー定義関数

 

消費税が計算されました。

 

一度作成したユーザー定義関数は保存することによって次回からいつでも使うことができるようになります。

ユーザー定義関数は「アドイン」として保存します。

 

アドインでの保存方法についてはこちらVBA

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