For ～ Next

For ～ Nextステートメントでは、Forのあとにループさせる回数を数える変数を入力し、ループを開始させる初期値とループを終了させる最終値を設定します。

 

For ～ Nextステートメントの基本的な使い方と処理を順番に説明していきます。

 

For ～ Nextの基本

For ～ Nextステートメントとはどのような構造なのか、簡単にまとめてみました。

全体的な構成は下の様になります。

For　　　[　変数　] 　=　[　初期　]　To　[　最終　]

　　　　　 [　処理1 ]

Ｎｅｘｔ 　[　変数　 ]　

　　　　　 [　処理2 ]

上では[　変数　]がループを数えるカウンタとなり、[　処理1　]を一回繰り返すごとに[　変数　]の値を[　初期　]から1ずつ増やしていくことになります。

1回繰り返したら[　変数　]の値に1を追加します。

[　変数　]の値が[　最終　]を越えたらループを終了して次の処理である[　処理2　]へ進みます。

For ～ Nextを使った処理

プログラミングではどのように書かれるのか実際にやってみましょう。

VBEを起動して、For ～ Nextステートメントを作成します。

Dim 回数処理テスト As Integer

 

For 回数処理テスト=1 To 5

　　　（ここに処理1が入ります。）

Next 回数処理テスト

　　　（処理2へ移動)

　　

For 回数処理テスト=1 To 5

回数処理テストの変数が1から5になるまで処理を繰り返し行います。

Next 回数処理テスト

回数処理テストの変数に次の値を設定して処理を繰り返し行います。