VBAとは
ここまで、エクセルのマクロ機能に焦点をあてて学習してきました。マクロの基本的な仕組みやマクロ同士の組み合わせの仕方など、実践的な内容について学ぶことが出来たと思います。
ここからは、マクロと非常に関連性の高い、VBAについて勉強していきます。
VBAとは『 Visual Basic for Applications 』を省略したもので、簡単に言えばプログラミング言語の1つです。
プログラミングと聞くと、「難しそう」とか「私には出来なさそう・・・」と感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。もしあなたがそう感じても、全然問題ありません。たぶん、それは普通の感覚だからです。
でも、ここまでのマクロの内容が理解できたのであれば、ほぼ問題なくVBAの内容も理解することが出来るでしょう。
実際、私もそうでした。最初はプログラミングということで、VBAを学ぶことに対して尻込みしていた部分もありましたが、実際にVBAの学習を始めてからは意外にすんなりと進んだのを良く覚えています。
ここまで読んで、「私はマクロについて学びたいのに、なぜVBAの説明がはじまるの?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。
このような疑問に簡単にお答えすると、【マクロを学ぶということはVBAを学ぶことと同じ】だということが理由としてあげられます。
マクロとVBAが同じだということは、これから学んでいけば理解できることなので、そのような疑問を持っていらっしゃる方も、一緒にVBAについて学習して下さればと思います。
ExcelのVBAでプログラミングを理解するためには若干のコツがあるのは事実ですが、そのコツについてはこの「エクセルマクロ塾」で詳しく紹介していきますので安心して付いてきて下さい。
VBAでのプログラミングを行うためには、エクセルに標準でついているVBE(Visual Basic Editor)という機能を使っておこないます。
VBAとVBEで混同しやすいのでしっかりと区別して覚えておいてください。
それでは、次ページからはVBAについてより詳しく学んでいくことにしましょう。
