Offset
Offsetとは基準となる場所から指定した数値だけ行と列を移動することを言います。
Range("B3").Offset(+5.+3)とある場合
Range("B3")が基準となり、そこから下に5、右に3進むことになります。
( )内の値とセルの移動方向
Range("B3").Offset( 行「上下,(- +)」.列「左右,(- +)」 )
Offsetの処理で基準となるセルからの数値の読み方
行の場合 下側に動くのがプラス ( + )、上側に動くのがマイナス ( - )
列の場合 右側に動くのがプラス ( + )、左側に動くのがマイナス ( - )
上の項目がOffsetの内容で最も重要な部分です。
この部分をしっかりと理解しておきましょう。
エクセルを使いVBAプログラミングをするにあたって、Offsetプロパティは間違いなく必要となるものです。これはなぜかというとプログラムを組み立てるときに「基準になるセル」との位置関係を指定して処理を行うケースが非常に多く出てくるからです。
行・列ともにプラス・マイナスの数値が進む方向をしっかりと覚えておきましょう。
