Exitステートメント
Exitステートメントでは繰り返し行う処理をしていたときに、途中でその処理から抜け出すときに使うステートメントです。
繰り返し処理が途中で必要でなくなったときなど、Exitステートメントで処理を停止させましょう。
Exitステートメントにはいくつかの種類があります。抜け出す処理に合うExitステートメントを正しく選択してから実行を行います。
< Exitステートメントの種類 >
ステートメントの種類 | ステートメントの内容 |
---|---|
Exit Sub | Subプロシージャから抜け出します。 |
Exit Do | Do Loopから抜け出します。 |
Exit For | For Next , For Each Nextから抜け出します。 |
Exit Function | Functionプロシージャから抜け出します。 |
Exit Property | Propertyプロシージャから抜け出します。 |
Exitステートメントの流れを説明します。
まず初めに繰り返し処理を実行させます。
9月1日から順番に1セルずつ下へ移動させます。
Exitステートメントでは「 セルに○が入力されていた場合、処理を中断します。 」と抜け出す条件を 作成しておきます。
9月5日のセルに○が記入されているので、Exitステートメントが実行されます。
繰り返し処理を中断し、ループを抜け出します。
Exitステートメントでは処理を中断した後にメッセージボックスを表示して中断したことを知らせたりもできます。
これはExitステートメントをコードで書き込む際に「メッセージボックスを表示する」という内容を作成する必要があります。
