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エクセルマクロ・VBAは慣れが肝心
最初は難しく感じるExcelのマクロとVBAですが、仕組みが理解できると徐々に使いこなせるようになってきます!
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マクロ実行ボタンの設置

これまでエクセルマクロの”つくり方”を中心に学習してきました。
このページでは”マクロの実行”に焦点を当てて解説をしていきたいと思います。

 

マクロの便利さはこれまでのページで十二分に感じて頂けたと思いますが、マクロを実行する際に、いちいち 「ツール」→「マクロ」→「マクロ」 と選択し、該当するマクロを実行するのも面倒ですね。

 

そう思ったあなたは「マクロの実行ボタン」を設置しちゃいましょう。

 

メニューバーの中から1つ1つマクロを選択・実行するのではなく、よく使うマクロを「マクロの実行ボタン」をクリックするだけで実行できるように設定すれば、作業効率はさらに向上します。

 

それでは「マクロの実行ボタン」の設置のしかたについて学んでいきましょう。

 

「ツールバー」の上で右クリック → 「フォーム」をクリック

ツールバーの上でマウスを右クリックします。すると、以下の画像のようにメニュー項目が表示されるので、その中から「フォーム」をクリックします。

 

「フォームツールバー」が開いたら「ボタン」を選択します

上記のような操作を行うと、フォームツールバーが表示されるので、その中より「ボタン」をクリックします。

「ボタン」のアイコンを任意のセルにドラッグしボタンを設置します

「ボタン」のアイコンをエクセルシート上の自分の好きなセルにドラッグするとボタンが表示されます。どのセルにボタンを設置しても同じなので、自分が使いやすい場所にボタンを設置しましょう。

 

また、この時点ではボタンに割り当てられる動作が決まっていない点にも注意が必要です。

 

※ドラッグとはマウスのボタンをクリックしたままマウスを動かす操作のことを言います。今回の場合は「ボタン」のアイコンを左クリックしたまま、マウスをG5のセルに動かすことでボタンを設置します。

「マクロの登録」のボックスが開くので、ボタンに割り当てるマクロを選択します

設置したボタンに割り当てる動作を既に登録してあるマクロの中から選択します。1つのボタンに割り当てられるマクロは1つだけなので、割り当てるマクロは全ての操作を記録してあるものにしてください。

 

最後にボタンに分かりやすい名前を付けます

設置されたボタンには名前が付いていないので、後から見ても分かるような分かりやすい名前を付けておくと良いでしょう。

 

 

以上で、ボタンの設置は完了です。

 

今後は、マクロを実行するときに、いちいち登録してあるマクロの中から実行したいマクロを選択しなくても、ボタンをクリックするだけで割り当てられているマクロが実行されます。

 

頻繁に実行するマクロを、それぞれボタンにしてエクセルのワークシート上に設置しておくことで時間の短縮が図れるとともに、操作性が向上し使いやすくなるでしょう。

 

ここまで覚えれば、マクロの基本的な操作は完了です!

 

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