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エクセルマクロ・VBAは慣れが肝心
最初は難しく感じるExcelのマクロとVBAですが、仕組みが理解できると徐々に使いこなせるようになってきます!
自分のペースで着実に勉強しましょう!

エクセルマクロ塾
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マクロを有効にする

 

エクセルでマクロを使えるようにするためにはマクロが使えるように(マクロを有効に)設定をし直す必要があります。

 

実は初期設定の段階では、エクセルのマクロ機能は使えるようになっていません。

 

マクロは作業を自動化できる大変便利な機能です、またマクロよりもさらに便利なVBAを使えばより複雑なプログラムを組むことが出来ます。(VBAについてはサイトの後半で解説します)

 

しかし、その便利さも、使い手が誤れば脅威となってしまいます。

 

例えば、マクロやVBAを悪用すれば、悪意のあるウイルスを不特定多数の人にばら撒くことが可能です。悪意を持つ人が、ウイルスを含んだエクセルデータをあたかも有益なデータであるかのように偽装し、インターネット上で公開するのはウイルスを拡大するための手口のひとつになっています。

 

このようなリスクがあるため、エクセルの初期設定ではマクロ機能が有効になっていません
信頼できる人やサイトから手に入れたマクロ以外は自分のパソコンで実行しないようにして、防衛を図るのが得策です。この点だけは大切なことなので覚えておいて下さい。

 

それでは、実際にマクロを有効にする操作を見ていきましょう。

 

1.エクセルを起動する

まず最初にエクセルを起動します。起動にあたっては、スタートメニューから起動しても、ファイルデータから立ち上げてもどちらでも構いません。

エクセルを起動します

2.上部のメニュー中にある「ツール」をクリックし、「マクロ」→「セキュリティ」を選択

エクセルデータを開くとページの最上部にメニューバーがあります。その中にある「ツール」という欄ををクリックし、「マクロ」→「セキュリティ」を選択します。

マクロのセキュリティ

3.セキュリティの画面が表示されるので、マクロを有効に設定する

セキュリティ

 

「セキュリティ」のタブをクリックすると、セキュリティレベルの変更が表示されます。
マクロを含んだエクセルデータを開くと、確認画面が表示されるレベル「中」を選択し、「OK」をクリックします。

 

「低」を選ぶとマクロを含むデータを開くときに確認画面が表示されないので、作業はしやすくなりますが、不意にウイルスを含むデータを選んでしまう可能性が高まってしまいます。マクロに十分に慣れるまでは「中」のレベルを選択しておくと良いでしょう。

 

セキュリティのレベルはいつでも変更することが出来ます。

 

 

ONE POINT

■ マクロを含んだファイルを開くと警告画面が出る?

マクロを有効にしていない状態でマクロを含んだエクセルファイルを開くと以下のような警告が出ます。

 

その場合は、「OK」をクリックし、このページ内容を見ながら再度、設定をやり直して下さい。

 

以上で、エクセルのマクロ機能を有効にすることができました。
次のページからは実際にマクロを組んでみることで、マクロの使い方を学んで行きましょう!

 

VBA