アクティブセル
アクティブセルとは、エクセルで現在開いている画面(シート)で選択されているセルのことを言います。
セルをクリックしアクティブセルにすると、セルの枠が他のセルより太い黒枠で表示されます。この状態が「アクティブセル」です。
一箇所のセルをクリックしてその場所のみが選択されている状態であるならよいのですが、以下のように複数のセルを選択している場合では、「アクティブセル」と呼ばれる場所について注意が必要です。
このように範囲選択(A1:C3)をしている状態では、シートのセルが白く表示されている場所(A1)がアクティブセルになります。つまり、エクセルのシート上でアクティブセルは1つだけになります。
アクティブセルの操作方法について
アクティブセルをマウスでクリックする場合はどこの場所でも指定できます。
マウスを使わずキーボードで操作するときは、アクティブセルを1セルずつ移動させるように動かします。
キーボードでは色々な方法でアクティブセルを移動させることができるので、ひとつひとつ説明していきます。
・キーボードのカーソルキー(↑←↓→)を使って操作する。
(矢印の方向へアクティブセルを移動させることができます。)
・Enterキーを押す。
(1つ下の行に移動します。)
・Tabキーを押す。
(1つ右の列に移動します。)
・Shiftキーを押しながら、EnterもしくはTabキーを押す。
(それぞれの逆方向(Shift+Enterなら上のセル・Shift+Tabなら左のセル)へ移動します。)
Enterキーを押したときのアクティブセルの移動方向を変更することもできます。
エクセルの上部にあるメニューバーから[ ツール ]を開き、[ オプション ]をクリックします。
オプションの[ 編集 ]タブから「入力後にセルを移動する方向」の右にあるボックスから方向を選択します。
セルに文字を入力していくときに右列へ順番に入力していくケースなどでは、この設定を変更することにより作業効率が良くなる場合もあります。使いやすいように設定を変更してみましょう。