エラー
エラーとはユーザーが誤った操作を行った場合発生するものです。
エラーの発生条件
プログラムを作っていく中で小さな入力ミスや足りないものがあると必ずエラーが出てしまうので、デバッグと呼ばれるエラーをチェックしてくれる機能などを使い、エラーが発生していないか確認しながらプログラムを作っていくことが大切です。
エラーの種類
エクセルではセルに数式や関数を入力しシート上で計算を行うこともできます。
入力したセルに誤りがあるとき、「#」が先頭についた文字の列(エラー値)が発生します。
このエラーは7種類存在します。
エラーの種類 |
エラー内容 |
---|---|
#NULL! | セルを指定するコロンやカンマが付いていない。 |
#VALUE! | 適切でないデータが入力されている。 |
#NAME? | 関数の名前などに間違いがある。 |
#DIV/0! | 計算をしたとき、0で割り算を行った。 |
#NUM! | 数値が正しくない。(大きすぎる もしくは 小さすぎる) |
#N/A | 値が入力されていない。 |
#REF! | セルを参照することができない。 |
そのほかには、セルに「####」と入力されることがあります。
これはセルの幅が狭く足りない状態のときに表示されるものなので、セルの幅を広げて内容が全て表示される大きさに調整するか、文字の大きさを小さく設定することで解決できます。
セルに数字を入力した時にこのような入力した数字とは異なる値が表示される場合があります。
この原因はセルに数値を入力した後に、セルの幅を狭くしてしまうとこのようなエラーが発生します。
この解決策も前回同様、セルの幅を広げるか文字サイズを小さくすることで正しく表示させることができます。
標準の幅の状態で数字を入力した場合、9桁を超える文字数がセルに入ると幅の長さを大きくしてくれる機能がついています。