配列
配列とは、複数あるデータをひとつにまとめたものです。
配列を表す例として、カレンダーがあります。
1年には1月から12月の12ヶ月間が存在します。
これを配列を使って表すと
「2010年」という配列の中に、1月から12月までのデータが入っている。ということになります。
同様に1ヶ月間でみても、「7月」には31日まで存在するので、これもまた「7月」という配列に31個のデータが入っていることになります。
これがもし「2010年」だったり「7月」という部分を取ってしまうと、いつの○月なのか○○日なのかわからなくなってしまいます。
エクセルでこのような表現(配列)を取ってしまうと、データがごちゃごちゃに混ざったりコードの文章が複雑になってしまいます。
そのため、大きなカテゴリーごとに分別する作業を行い、そこから更にデータをひとつひとつのまとまりに分けて表現することで、プログラムをよりわかりやすくすることができます。
配列と変数の使い方
配列とは1つの変数に種類の異なるデータを複数代入するときに使用します。
配列を使用するまでの手順は
①宣言を行う。( Dim 配列名 (要素番号) As データ型 )
宣言できる変数は1つのみです。
( )内の要素番号は「インデックス番号」とも呼ばれます。宣言を行える変数は1つだけですが、( )で数字を囲むことでデータの格納を行うことができます。
②要素番号を指定して、配列の中にいくつのデータを入れるか決めます。
Dim 配列名( 3 ) As データ型 (3)の場合、0 1 2 3 の「4つ」となります。
数値は0から数えるので注意が必要です。
③最後にデータ型の宣言を行います。代入するデータにあわせたものを選びましょう。