関数とはエクセルで計算を簡単にできるようにするために用意された数式です。
計算を簡単にするということは「使う頻度の多い計算式や演算子を組み合わせ簡略化し、定義しておくことによりすぐに呼び出して使えるようにする」ということです。
VBAにおいて関数とは、(命令文を出す)ことになります。
関数を使った物の一例を紹介します。
例:メッセージを表示する
メッセージボックス(関数名:MsgBox)を表示させました。
このような関数がExcelVBAにはたくさん組み込まれています。これらを「組み込み関数」といいます。
実際エクセルにはどのくらいの関数が存在するか見てみましょう。
エクセルのメニューから[ 挿入 ] ⇒ [ 関数 ]をクリックします。
それ以外の方法では、何も入力されていないセルで「Shift+F3」を押します。
関数のダイアログボックスが表示されます。
関数はとても多く項目別に分類分けされているので、必要な関数をリストから選択します。
青○印の中にある▼をクリックすると、赤枠で囲んだ関数の一覧が表示されます。
関数の分類の中から使いたい項目を設定すると、関数の一覧が表示されます。
画像にあるように、赤枠内の関数をクリックすると左下に関数の説明が表示されます。
今回は現在選択されている「SUM関数」をエクセルに組み込んでみましょう。
使いたい関数が決まったら[ OK ]をクリックします。
A1を選択して関数の挿入を行ったので、A1に「SUM関数」が組み込まれました。
緑枠内のボックスには関数に設定する数値などを記入します。