スコープについて
変数や関数などで使われる「スコープ」について説明します。
スコープってなんだろう?
変数や関数などにたびたび使われる「スコープ」という言葉があります。
スコープと言えば望遠鏡など倍率を変えて一部分のみを見るものをイメージする人もいるのではないでしょうか。
VBAの中でのスコープとは「有効な範囲」または「適用範囲」という意味になります。
変数などのあとにスコープと付いた場合、これは数多くある変数や関数の中から必要とする範囲のことをいいます。
そのためスコープ(適用範囲)の外にある変数・関数は見ることができない(参照できない)部分になります。
スコープの役割
なぜこのようにスコープという範囲設定を行う必要があるのかというと、必要な適用範囲のみを正確に管理することによってプログラムを正常な状態に保つ効果があるからです。
そのため変数や関数などでスコープをうまく使いながらプログラムしていくことは非常に重要です。
全体を良く見ながら必要な限られた部分を見つけ出し、スコープを設定できるようにしていきましょう。