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エクセルマクロ・VBAは慣れが肝心
最初は難しく感じるExcelのマクロとVBAですが、仕組みが理解できると徐々に使いこなせるようになってきます!
自分のペースで着実に勉強しましょう!

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VBAの特徴

 

マクロの記録では実現しにくいが、VBAでは簡単に出来てしまうことが3つあります。
まとめると以下の通りです。

 

 

セルの値の操作

マクロの記録では、セルの書式を変更したり、セルをコピーしたりするという操作は簡単に記録することが出来ましたが、セルの値を直接変更したりする操作には限度があります。

 

セルの値を調べたり、セルの値を使って計算する場合などはVBAによって、プログラムを作成する必要があります。

 

VBAでは1つ1つのセルに対して直接指示を出すことが可能なので、セル同士の数値を計算させたり、セルの中身を直接訂正することも可能です。

 

これらはマクロの記録では実現できない操作なので、VBAを使う特徴と言えるでしょう。

 

繰り返し処理

同じ動作を繰り返して実行するときも、VBAの良さが最大限発揮される状況です。

 

マクロの記録では、同じ処理を繰り返し行う場合、その処理を繰り返す回数分だけ操作を繰り返す必要があり、ミスが出やすいというデメリットがありました。(それを防ぐためにマクロの組み合わせについて学びましたよね)

 

しかし、VBAでは同じ処理の繰り返しを設定することが可能なので、別々に細かなマクロを記録させたり、組み合わせる手間が発生しません。これもVBAの特徴の1つです。

 

条件分岐(条件によって処理する内容を指定する)

マクロ記録では、操作の途中で条件によって処理を変えるマクロを実行したいときは、それぞれ別のマクロを準備し、条件に合わせて異なるマクロを実行することによって、処理の内容を区別する必要がありました。

 

しかし、VBAでは、あらかじめ条件を指定しておけば、1つのマクロの中で異なった条件の処理を実行することが可能です。

 

このような振り分けをVBAでは条件分岐と言い、VBAで処理内容をプログラミングする最大のメリットとなっています。VBAを使う場合はこの特徴を最大限に生かすようにしたいものです。

 

VBAを使うとマクロの記録では難しかった複雑な手順の操作も簡単に実現できます。VBAに慣れるまでは、少し戸惑うこともあるかもしれませんが、慣れれば何も難しいことはありません。

 

 

 

 

以上の3つがマクロの記録には無くて、VBAのプログラミングで実行できる、VBAの代表的な特徴です。

 

VBAは最初のうちは混乱することもあるかもしれませんが、必要に応じて少しずつ学習していけば自然に理解できるようになっていきます。あせらずに、じっくりとVBAについて学びましょう!

 

VBA